剪定例(剪定の仕方・種類・仕上げ等)
このページでは植山庭園が行っている剪定の仕方などを分かりやすくご説明したいと思っております。
一般の資料本と説明が違う事があるかもしれませんがご了承下さい。

クロマツの剪定
施工前 施工後

このクロマツは普通の感じ(必要以上に手間を掛けすぎないでスッキリした仕上り)の剪定になります。
剪定の仕方としては伸びすぎた枝を切り詰め、古葉を取るとこんな感じになります。作業時間はこのマツで半日掛からないです。
丁寧といいますか盆栽のようにといいますか、枝ぶりを良くし芽の数を増やすような剪定をしていくと立派(見栄えする)マツになります。
芽数を増やすほど作業時間(費用)が掛かってきますのでご判断はお客様次第です。

 

 アカマツの剪定
施工前 施工後

剪定前のアカマツはクロマツと比べると樹形が暴れた感じになることが多いです。
剪定の仕方としてはクロマツとある程度は同様で伸びすぎた枝を切り詰め、古葉を取るとこんな感じになります。
ポイントは枝をあまり細かく切らずに大まかな感じで仕上げた方が自然な感じ(全体的にフワーっとした感じ)に仕上がります。
細かく切ってはイケないわけではありません。仕立て方によっては細かく切ることもあります。

 

 モチノキの剪定(自然樹形を生かした目隠し剪定)
 施工前  施工後

こういう感じの剪定が自然樹形を生かした剪定(露地風)になると思っています。
こちらの方はそれ程、目隠しを必要とされておりませんでしたのである程度は透かしています。
これ位の感じが透け過ぎず、透けなさ過ぎずだと思います。 

 

シイノキの剪定(生垣風目隠し及び越境剪定)
 施工前  施工後

この剪定は境界より出ている所はなるべく切り詰めて、但しあまり透けて中が見えないような感じの剪定になります。
上部は大分、越境しておりましたのである程度は切らせて頂きました。上部は透けてもこちらの場合は空ですのでそれ程、問題ないと思っています。

 

ヤマモモ等の剪定(越境剪定)
施工前 施工後

こちらの剪定も境界より出ている所はなるべく切り詰めて、但しあまり透けて中が見えないような感じの剪定になります。

 

シマトネリコの剪定(軽剪定及び目隠し剪定)
施工前 施工後

こちらの植栽地はシマトネリコ(手前と奥)の2本だけのご依頼でしたので通常通りの普通の剪定をすると剪定した木としない木の差がハッキリしすぎて
全体のバランスが悪くなると思い、これ位の感じで仕上げました。
手前の木の後ろには窓もありますので多少の目隠しも必要ですので目隠しも兼ねつつ多少スッキリとした仕上げです。
これ位の感じが普通の剪定と軽剪定の中間位にあたると思います。
軽剪定とは少し樹形を整える程度の剪定になります。 

 

モミジの剪定(自然樹形を生かした剪定)
施工前 施工後

モミジは本来、あまり剪定せずに放任した方が風情のある自然樹形になります。
剪定をすると施工前の写真のようにシューとした立枝が伸びてきます。この立枝がモミジの良さを消していると思います。
一度、こういう立枝が出てくると毎年のように出てきます。モミジが大きくなって良ければ立枝をあまり切らず中の枝を透かすような感じで剪定すれば
自然樹形に段々なっていくと思います。ただ、お屋敷等ですと、どんどん大きくなるのも考え物ですので施工後のような
ある程度、立枝を切って中を透かしてモミジがふわーっとした(葉が風になびくようなイメージ)剪定をするようにしています。 

 

ヤマボウシの剪定自然樹形を生かした剪定)
施工前 施工後

ヤマボウシやハナミズキなどはよくシンボルツリーとして植えられている所が多いように思います。
ヤマボウシなどはあまり剪定しすぎるとお花の数が減ったりします。この木も剪定しすぎると立枝が伸びてきます。
立枝にはお花がつきづらいのでお花を楽しみたい方は切るのはある程度、抑えるようにします。樹形を整え、中の交差している枝などを切って
樹木全体に日が当たるような感じで仕上げるとお花が咲きやすくなります。
ただ、落葉樹ですので冬場の葉の掃除が大変な場合は出来るだけ切って枝数を減らした方が掃除は楽になります。

 

ケヤキの剪定(自然樹形を生かした剪定)
施工前 施工後

ケヤキなどの雑木(こちらではシンボルツリー)は雑木林にあるが如くといいますか、木漏れ日が差し込み、葉が風になびくような感じの仕上りになるように
剪定しています。

 

シイノキの剪定(普通の剪定及び越境剪定)
施工前 施工後

シイノキはこちらではよく植わっている樹木になると思います。
こちらの場合は越境している部分は切り詰め、それ以外は普通の剪定になります。
東京のシイノキの剪定は綺麗に丸くされているか、街路樹みたいに枝だけ残すような剪定が多いように思います。
植山庭園は綺麗に丸く整形するような剪定はしていません。綺麗に丸くするのも技術がいると思いますがあまりにも人工的に見えます。
仕上りの好みの問題ですのでどちらが良いとかではありません。

 

カシノキの剪定(強剪定及び越境剪定)
施工前 施工後

このカシノキもよく植わっている樹木になると思います。
こちらの場合も越境している部分は切り詰め、それ以外もキツメの剪定(強剪定)になります。
お客様の方で出来るだけ短く切り詰めて欲しいとのご要望があればこういう感じの仕立て方になります。

 

カイヅカイブキ生垣の剪定(刈込)
施工前 施工後

今まで自然樹形とさんざん書いてきましたがこういう生垣はバリカンやハサミなどで整形するような剪定になります。
生垣は四角くしたり丸くしたりします。形はお好みですが生垣全体のバランスをとるようにしています。

 

コノテガシワの剪定(刈込)
施工前 施工後

こちらも生垣と同様な感じですがこの木は1本ずつ、整形するような感じの刈込の仕上げ方になります。
カイヅカもコノテガシワも普通に剪定することもあります。どちらが良いとかではありません。
手間でいうと刈込の方が簡単に済みます。あとは元々の仕立て方により、最初から普通の剪定で仕立てられている場合は普通の剪定の方が綺麗になりやすい
ですし、刈込仕立てになっているものは刈込で仕立てた方が綺麗になりやすいです。

 

カシなどの生垣剪定(刈込)
施工前 施工後

今はこういう生垣のあるお屋敷が少なくなったように思います。
この生垣は左から真ん中にかけては四角く刈込、右側は丸くなるように刈り込んだ生垣です。

 

タケの間引き剪定(伐採)
施工前 施工後

タケは強い植物で何年か放置するとこんな感じになってしまいます。
大きくなりすぎたものや斜めになっているタケを根元から切るとスッキリとした感じになります。