竹垣についてのご説明

このページでは竹垣に関しての植山庭園の考え方をお伝えしたいと思います。
竹垣には色んな種類があり用途(ブロック塀目隠し等)もそれぞれだと思います。竹垣はこうじゃなければイケないみたいな決まりはなく
基本的にはお客様のお好みでお選び頂ければよいと思います。
植山庭園が今までに作らせて頂いたものはシンプルものが多いです。シンプルの利点は作りやすい(工事費の抑制)、飽きないデザインなどがあります。
オリジナルデザインや細部や材質にこだわられる方にはご不満があると思います。
竹垣はお客様が思われている以上に材料や工事費の金額が高く、お見積りに驚かれる事がありますのでご注意下さい。

竹垣の材料には天然材や樹脂材があり、耐用年数は大体ですが天然で5~10年位、樹脂で10~20年位だと思われます。
天然材は年々、劣化していき、やがては腐りますがその風情に趣きを感じられる方には面白いと思います。
どちらかと言うと目に見えている竹などよりも柱の地面に埋まっている部分の方が早く、腐食していく事が多いです。
樹脂の場合は腐ることは無いですが年々、劣化していき何十年かすると大分、色あせた感じがするように見受けられます。

材料自体の金額は樹脂の方が高いです。

天然材を使われる場合で植山庭園がおススメしているのは腐りやすい柱に金属を使用する事です。
先ほども書きましたが地面に埋まっている部分の腐食が一番先にくることが多く、他の部分がしっかりしていても柱が腐食すると傾いたり
倒れる事がありますので土中の部分を金属のアングル等にすることで傾斜や倒壊を出来るだけ防ぎたいと思っています。
下記の画像で少し、ご説明致します。

金属のアングルを使用した場合
掘削 アングル立て コンクリート打設・アングル塗布
元々、赤で塗装してありますが透けて見えた場合を
考慮して黒に塗装しました。
コンクリートが万が一見えるとシラケるので
黒のモルタルで化粧
木材が直接、地面に接するのを防止のために
束石がわりのレンガ
木材の取り付け、黒く見えているのは黒色の腐食防止塗料を塗布したからです。
柱はボルトナットで3か所を固定

普通に穴を掘って柱(木材)を立てる方が早いですがこの一手間を加えることで耐用年数が数年は伸びると思っています。
次回、作る時もこのアングルは利用できますので次回は地面より上の部分だけの交換になりますので工事費が抑制できると思います。
今回はアングル及び木材が透けて見えた場合の為に黒色の腐食防止塗料にしましたが腐食防止が一番の目的ですので何色でも問題ありません。

建仁寺垣の施工順序
アングル設置 木材取り付け 山割り竹取り付け
山割り竹取り付け 押縁(横竹)取り付け 飾りシュロ縄結束

シュロ縄結束は本来、横竹と裏の木材を結ぶ為に行いましたが今回の工法では山割り竹及び横竹はビス留めで固定されておりますのでビス隠しの為に
行っております。ビス自体もあまり目立たない物を使用しておりますのでシュロ縄が無い方がスッキリして良いという方には無くても構いません。
もちろんシュロ縄があった方が締まって見える方はあった方が良いと思います。

 

アルミ柱と樹脂竹・天然木材の組み合わ垣根
施工前 アルミ柱立て
アルミの柱はパッと見た感じは違和感なく見えます。
その代わり、お値段は結構高いです。
樹脂竹の良いところはまっすぐな物ですので隙間が出来にくいです。
天然の竹は節の部分が膨らんでいるので隙間ができやすいです。
細工をしてあるのが天然木材です。
屋根の設置
屋根はあっても無くても構いませんがあった方が締まって見えます。

 

アルミ柱と天然竹の組み合わ垣根
こちらも上と同じアルミ柱を使用していますが竹が天然です。画像では分かりづらいかもしれませんが天然の方が少し隙間が大きいです。
色合いや雰囲気などを考慮されてお好みの方をお選び頂ければと思います。
施工前 施工後

 

 

天然木材の垣根(バラの支柱用)
こちらはバラ誘引の為の垣で天然の木材の方が雰囲気が良く柔らかい感じがするので使用しました。
この木材は腐食防止剤が注入されている木材ですので普通の木材と比べると耐久性に優れております。
和風のお庭にはあわないと思います。
施工前 施工後
植栽後